Coucou ! ほたです。
日本語ではよく使うのに、フランス語では意外と自然に言えない表現ってありますよね。
このシリーズでは、日本語との発想の違いにも触れながら、自然に使えるフランス語表現やニュアンスを例文と一緒に紹介します。
前回の記事はこちら↓

「~したかったな」「~してほしかったな」
J’aurais bien aimé
aurais (avoir 条件法現在) + 過去分詞 で条件法過去形。
自分のことなら後ろに不定詞、人のことならque + 接続法が続きます。
日本語ではどう考えがち?
日本語から訳そうとすると、Je voulais faire… Je voulais que tu fasse… と言いたくなるかもしれません。
でも vouloirって少し直接的に響くことがあるのです。
「~したかった」と「~したかったな」、「~してほしかった」と「~してほしかったな」は似ているようですが、「な」の部分だけ、柔らかいのです。
そのニュアンスを出せるのが、J’aurais bien aimé です。
ニュアンス
過去の出来事に対して、「〜だったら良かったな、嬉しかったな」という後悔や残念さを表す表現です。
後悔と言っても大げさなものではないときもあります。
人に対して使うと「してほしかったのに」という気持ちになるので、少し不満を含みます。ただし責めるというよりは、ただ残念だったというマイルドな響きです。
例文:
年の近い兄弟がいたら良かったのに。
J’aurais bien aimé avoir des frères/sœurs d’âge proche.
応用例
もうこの年だけど海外の大学に行ってみたかったな。
À mon âge, j’aurais bien aimé faire des études à l’étranger.
取り返しのつかない後悔ではないこともあります。
人生でもっと早く君に出会いたかった。
J’aurais bien aimé te rencontrer beaucoup plus tôt dans ma vie.
こんなロマンチックなことも言えます。
洗い物してくれてたら嬉しかったけど。
J’aurais bien aimé que tu fasses la vaisselle.
責めてはいないです、責めては…(笑)
文法では「反実仮想」と呼ばれますが、難しく考えなくて大丈夫。J’aurais bien aimé をひとかたまりで覚えるのがおすすめです。
A bientôt !


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