Coucou ! ほたです。
日本語ではよく使うのに、フランス語では意外と自然に言えない表現ってありますよね。
このシリーズでは、日本語との発想の違いにも触れながら、自然に使えるフランス語表現やニュアンスを例文と一緒に紹介します。
前回の記事はこちら↓

「しれっと」「気付けば」「実は」
Mine de rien
mine は 顔つきや表情のこと。辞書には「何食わぬ顔で」という表現が出てきます。
faire mine de + 不定詞 「〜するふりをする」という表現もありますが、Mine de rien は別の独立した副詞句として使われます。
日本語ではどう考えがち?
日本語から訳そうとすると、つい Je ne me suis pas rendu compte mais…(気付かなかったけど…)のように言いたくなります。
文脈によっては間違いではありませんが、それより自然で日本語と同じくらい短く言える表現が Mine de rien です。
ニュアンス
気づかれないように、しれっと・何食わぬ顔で何かをする時によく使われます。
一方で「実はね」「なんだかんだ」「何気に」のように、話し手が後から付け加える感覚でもよく使われます。
そこから「いつの間にか」のニュアンスを帯びることもあります。
例文:
彼はしれっと浮気していた。
Mine de rien, il me trompait.
応用例
いつの間にか2年も今の職場で働いてる。
Mine de rien, ça fait déjà deux ans que je travaille ici.
年を重ねると毎年言うような…頻繁に使います。
何も見てないフリしちゃってさ。
Tu fais mine de ne rien voir.
「何も見てないような顔で」→見てない、気づいてないフリをするとも言えます。
彼って実はかなり過小評価されてるラッパーなんだ。
Mine de rien, c’est un rappeur sous-coté.
知られてないけど実はね、という情報を出す時に。sous-cotéは「過小評価されている」つまり「実はすごい」。
こういう表現がひとつあると、会話のリズムが良くなりますね。
A bientôt !


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