【フランス菓子と仏語レシピ】本格クリームブリュレ

フランスのクリームブリュレ お菓子とレシピ

Coucou ! ほたです。

今日はフランスの代表的デザート crème brûlée(クリームブリュレ)を紹介します。

フランス語レシピから私が実際に再現しましたが、かなり本格的なものがお家で簡単に作れました。ぜひ参考にしてみてください。

 

クリームブリュレとは

フランス語で crème brûlée(クレム ブリュレ)と綴り、「焦がしたクリーム」という意味です。

プリンと似ているけど、プリンの生地は牛乳+砂糖+全卵に対してブリュレは生クリーム+砂糖+卵黄です。作り方もプリンは蒸して作り、ブリュレは焼いて作り(湯煎焼き)ます。

そして何よりブリュレは名前通り表面の砂糖を brûler(焦がす)させカラメル層を作るところが特徴。プリンの場合は砂糖と水で作ったカラメルソースです。

 

レシピのフランス語

私が一番理想的なブリュレだと思っているフランス料理ブロガーHervéさんの動画をのせます。今回も参考にさせてもらいました。

8分4秒あたりでスケート場の氷のような完璧なカラメル層が見られるので是非。

動画で作り方を確認したら関連フランス語をチェック!

 

材料のフランス語

le jaune d’oeuf 卵黄

la crème fraîche liquide 生クリーム

le sucre 砂糖

la gousse de vanille バニラビーンズ

la cassonade カソナード(粗糖)

un chalumeau de cuisine ガスバーナー

 

作り方のフランス語

ボールに砂糖、卵黄、バニラエッセンスを入れクリーム状になるまで泡立て器で混ぜる(batter または fouetter

生クリームを何度かに分けて少しずつ加え(verser progressivement)よく混ぜる(mélanger

オーブンを160度に予熱する(préchauffer

容器にクリームを流しいれ、天板の半分まで熱湯を張る

160度のオーブンで30-35分湯煎焼きする(mettre à cuire au bain-marie

※湯煎焼きが出来ない場合は、容器を直接天板に置いて100度で1時間焼くか、下記の方法で。

オーブンから取り出し(sortir du four)、4時間以上冷蔵庫で冷やす(mettre au frigo

カソナードを振りガスバーナーで焦がしていく(laisser caraméliser

※ある程度したら一旦止め10秒待ち、またキャラメリゼすると良いです。

 

本当に作ってみようという方に向けてもう少し詳しく材料を。4人分だと最低限必要なのが3つです。

・卵黄3個
・生クリーム250ml
・砂糖50グラム+仕上げ用

さらにあった方が良いのが
・バニラビーンズまたはバニラエッセンス
・カソナード

バニラビーンズ(gousse de vanille)は1本でもなかなか高いので、家で作る分にはバニラエッセンスでもいいかなと思います。仕上げのキャラメリゼ用砂糖は、香りも良いカソナードが断然おすすめですが普通の砂糖でもOK。

動画ではちゃんとバニラビーンズを使っていました。その場合2つに切り中の種を取り出してから最初に生クリームにさやを入れ弱火で温め香りを移します。種の方は砂糖・卵黄と一緒に混ぜ、生クリームは冷ましてからボールに加えます。

いい感じに割れました!

このカラメルの「層」のことを couche と呼びます。bain-marie「湯せん」の単語も面白いですね。

 

作り方のヒント

ガスバーナーが無い場合

砂糖を振りかけてトースターで焼く方法、魚焼きグリルで焼く方法、金属製のスプーンを焼きごてのように炙って当てる方法(火傷に注意)があります。

一気にプロになった気分

私はこの最後の工程がやりたくて、ガスボンベに差し込むだけで使える小さいガスバーナーをアマゾンで買ってみました。感覚的に使えて便利!ブリュレの質が格段に上がります。

 

湯煎焼きとは

生地が入った容器をお湯をはったオーブンの天板に乗せて、蒸気で蒸し焼きにする調理法です。湯煎なしでも温度を落とし焼き時間を長くすれば作れるけど、湯煎焼きは生地がしっとりと仕上がります。

天板が無ければバットや耐熱容器で代用もOK。生地の入ったココットを置き半分程までお湯をはるか、空のココットに熱湯をはり生地の入ったココットと一緒に焼く方法があります。その場合は2~3個置きます。焼き加減は様子を見ながら調整。

 

カソナードとは

カソナードは精製していないさとうきび(ブラウンシュガー)のことです。フランスでメジャーなのは la Perruche というこちら。

フランスの色んな家庭で見ました。フランス海外領土のレユニオン島から来ているお砂糖です。

私も買ってみましたが、お砂糖自体がバニラやキャラメルの香りがして幸せな気持ち。グラニュー糖で代用するとややさっぱりした味わいになりました。

 

 


ブリュレを割る時はやっぱりアメリを思い出します!綺麗な層が出来ると幸せ。

Bonne dégustation !

コメント

タイトルとURLをコピーしました