フランス菓子「タルト・オ・シトロン」|レシピで覚えるフランス語

フランス菓子のタルト・オ・シトロン・ムランゲ(レモンメレンゲタルト) お菓子・レシピ

Coucou ! ほたです。

フランス菓子を実際に作りながら、レシピに登場するフランス語や、お菓子の背景を楽しむシリーズです。

前回はこちら↓

フランス菓子「ポワール・ベル・エレーヌ」|レシピで覚えるフランス語
フランス菓子とレシピのフランス語について学ぶコーナー、Poire Belle-Hélène(ポワール・ベル・エレーヌ)の紹介です。

 

そして今回のお菓子はこちら。

Tarte au citron meringuée(タルト・オ・シトロン・ムランゲ)

メレンゲなしでもよかったのですが、今回はあえて追加してみたら(写真↑)、撃沈しました(笑)

 

タルト・オ・シトロン・ムランゲとは

いわゆるレモンメレンゲタルトです。タルト生地にレモンカスタードクリーム(レモンカード)とイタリアンメレンゲを乗せて焼いたケーキ。

meringue「メレンゲ」なしのタルト・オ・シトロンもあります。

19世紀初頭には富の象徴ともされ、王族にも提供されていたそうです。

生クリームと違いメレンゲは耐熱性があるので、オーブンやバーナーで焼き色を付けられるのです。

 

レシピで覚えるフランス語

まずは完成したタルトの姿を確認。波打つメレンゲが美しいですね。

それでは、レシピに登場するフランス語を見ていきましょう。

 

【材料】

une pâte brisée 甘みの少ないタルト生地

タルト生地は甘みや食感で呼び方が違います。

 

le zeste d’un citron レモンの皮

zeste は意外と知られていない単語なので、フランス人にも驚かれることがあります。

 

le blanc d’œufs 卵の白身

blanc(白身)と jaune(黄身)で色を使って表すのは、日本語と同じですね。

 

une poche à douille 絞り袋

douilleは「電気のソケット」や「口金」のこと。

 

un chalumeau ガスバーナー

ガスバーナーは、以前のクリームブリュレ記事でも紹介しました。

フランス菓子「クリームブリュレ」|レシピで覚えるフランス語
フランス菓子を実際に作り、レシピのフランス語に触れるコーナー。crème brûlée(クリームブリュレ)の紹介です。

 

【作り方】

クリームにとろみを出す
laisser épaissir la sauce

とろみを出すことは、クリームを épaissir「分厚くする」という単語で表現できます。

 

表面を平らにならす
égaliser la surface

égalité「平等」から来る動詞 égaliser は、何かを均等にしたりそろえることに使えます。

 

泡立てる
battre en neige

白身を泡立ててメレンゲにするのは battre の他に monter も使えます。en neige「雲状に」というのがメレンゲのふわふわしたイメージ。

 

焦がす
faire dorer

brûler だと少々焦げすぎかも?dorer「黄金色にする」=「きつね色にする」という単語が使えます。

 

作ってわかったメレンゲの奥深さ

特にイタリアンメレンゲは難しく、シロップの温度調整や加え方ひとつで仕上がりが大きく変わります。

温度計がほぼ必須ですが、私は持ってないので結果は見ての通り(笑)

綺麗な絞り模様がしたかったんですけどね。メレンゲは繊細なのです。

 

フランスで見つけたタルト・オ・シトロン

本場フランスで出会ったタルト・オ・シトロンを、私の写真からおすそ分け。

パリのマレ地区にある Jacques Genin(ジャック・ジュナン)のカフェにて。このメレンゲなしのスタイルも可愛いですよね。

タルトシトロン

チョコレートやパート・ド・フリュイで有名なお店です。

こちらはパン屋さんのケーキ。丸ごと食べたいクラシックなホール型。

タルトシトロン

働いていたディジョンのお店のタルト(左から2番目)。
よく見ると、タルト生地には pâte sucrée(甘いタルト生地)と書かれています。

タルトシトロン

 

 


焼きマシュマロのような香ばしいメレンゲと、甘酸っぱいレモンカードが最高にマッチ!個人的にはメレンゲがある方が嬉しい気持ちになります。

フランス語もお菓子も Bonne dégustation !

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