「~しなくていいよ」「結構です」をフランス語で言うには?

フランス語表現 使える表現

Coucou ! ほたです。

何てことないのに上手くフランス語で言えないこと。

今まで私自身が「上手くフランス語で言えない!」と悩み、「フランス人はこう言うのか!」と気付く度にメモしてきた言い回しやフレーズを紹介するコーナーです。

前回はこちら↓

「~をしに来ています」をフランス語で言うには?
表現しずらい日本語をフランス語らしく言う為のアイデア。「~をしに来ています」をフランス人はどう表現するのか考えます。

表現の仕方に絶対的な正解はなくほんの一例ですが、何かの手がかりになりますように。

 

「~しなくていいよ」「結構です」

Ce n’est pas la peine (de)

peine は女性名詞で「骨が折れること」。

内容を指定する場合は de の後に動詞の不定形を入れます。

会話では ne が落ち C’est pas la peine. と言うことが多いです。

 

表現のニュアンス

「してはいけない」ではなく「わざわざするまでもない」、場合によっては「そこまでしてもらわなくても大丈夫ですよ」と手間をわずらわせないよう相手を気遣う時に使える表現です。

単に断るよりも「大丈夫です」のニュアンスがあるので柔らかく響きます。

あるいは「するまでもない = ~したって無駄」という諦めの気持ちも表せます。

例文:

(お店で)袋要りますか? – いえ、大丈夫です。
Vous voulez un sac ? – Non, ce n’est pas la peine.

 

応用例

私を待たなくていいよ。
T’as pas la peine de m’attendre.

待たないで、と率直に言うより優しい感じ。

 

わざわざご足労頂かなくても結構ですよ。
Vous n’avez pas la peine de vous déplacer.

se déplacer「移動する、出向く」

 

利息もつかないし、貯蓄するメリットはない。
Ce n’est pas la peine d’épargner car il n’y a pas d’intérêt.

骨を折るほどじゃない = メリットになるようなことはないという意味にも。

 

あの人らと交渉したって無駄だし…
C’est pas la peine de négocier avec eux…

もうそんな手間さえかけたくない時ってありますよね。

 


「結構です」は Non, merci. だけでも十分伝わりますが、C’est pas la peine. は相手への気遣いを感じて素敵です。

A bientôt !

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