Coucou ! ほたです。
皆さんは、フランス人の話す日本語に「おや?」と違和感を持ったことはありませんか?最近、私はある共通の「クセ」に気付きました。
それが「はいはい」というワード。返答のYesを二回重ねた「はい、はい」です。
早とちりするなかれ
日本語だと、言われた側は「ちゃんと聞いてない」という印象を受ける、会話を中断したいような、おざなりな態度が滲み出る「はいはい」。自分が真面目に会話をしている時ほど、無礼に感じます。
子供の頃、はいはいって言うと必ず「はい」は一回!ってお母さんに怒られましたよね?(全国共通と思いたい)だから私はフランス人にも咄嗟に「はい」は一回と言いたくなります(笑)
もはや「はいはい」が上の句なら「はいは一回」が下の句みたいに出る、反射です。
でもこれをフランス語に置き換えると、Oui oui ! なんですよね。自分もよく言っているのです。
ニュアンスはニュートラル、むしろどちらかと言えば聞き手として積極的な反応。逆におざなりな返答の時は、フランス人は Ouais.. の方が多いんじゃないでしょうか。
発された言葉=意図ではない
そう思うと受け取る側の気持ちが変わってきて、寛容になります。言葉は発された通りではないということに、簡単な言葉ほど気づきにくい気がしませんか?
私はよく、フランス人の日本語に違和感がある時に「フランス語のこの部分を訳出してるんだな」と頭で逆翻訳しています。
普通に「難しかった」で済む場面において、「僕にとって」難しかったとかつける人が多くて、なるほど「pour moi」の部分だな、とか。
「そんなつもりじゃなかった」と言いたいのだろうけど「私のつもりではなかった」と言われたら、Ce n’était pas mon intention. の「mon intention」の部分だな、とか。
これくらいは何ら問題ないですが、フランス語の知識を持たない日本人との会話だと、やはり本人の意図とは違う印象で伝わる場面があると思うわけです。
なぜなら、私もわかっていても「はいはい」と言われたら「せっかく真面目に言ってるのに〜」と思い、「あ、いやいや待てこの人はフランス人だった、Oui oui のテンションなんだ」というプロセスが必要だからです(笑)
チューニングは大切
逆に日本語って、だいぶ省略しますよね。多分、フランス人からすると色々言葉足らずなのだろうと思います。自分がフランス語のレッスンでよく言葉を付け足されたり、何が?何を?と聞かれがちなのも納得です。
こういう違いを一つずつ埋めていくのが、言語を学ぶということかもしれません。
そういえば以前、こんな記事も書きました。

ー 褒め言葉のつもりで言ったのに、相手は嬉しくない場合がある。
知らず知らずのうちに無礼なことを言ったりしていても、気付いてない可能性が大いにありますね。相手がそっと教えてくれればいいのですが。
言語の習得は、ある程度の単語や表現を覚える段階をこえたら、相手の文化を尊重しチューニングして、気持ち良いコミュニケーションを目指すことまでがセットだなと思っています。
日本人同士でも普通にある
しかし、この「推しはかり寛容になる」という行為、日本人相手にももう少しできるようになりたいものです。
同じ言語・文化を共有している甘えでしょうか。大して言ってないのに察してくれないとか、逆に相手の言葉を深読みして傷付いたりとか。いつもこれで自爆するのです。
結局、勘違い等は不自由な外国語だから起こるわけではないということ。言葉が通じると思い込んでいるのが、私の苦しみを生んでいる気さえします。そう考えるとこれはもう言語をこえて、仏教みたいな話ですね。
仏教徒ではないけど、仕事で苦しい時に読むイチオシの仏教の本を貼って今日は終えます!
A bientôt !


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