Coucou ! ほたです。
9月も終わりますね。今年も残り3ヵ月。
「何者かになりたい」私が、最近あれこれ考えていることです。
卵からヒヨコへ
Xで少し私を知って下さっている方はご存知かもしれませんが、私は会社員をしながら映像翻訳(※)の職業訓練を受け、6回目の挑戦で今年やっとプロ試験に合格しました。
※映像翻訳とはなんぞ?という方に。一番イメージしやすいのは、海外映画やドラマの字幕・吹替台本を作ったりするお仕事です。
具体的にはこんなこと考えてます。

しかし合格してもしばらく仕事がないという卵状態で、どうしたものかと考えていたところ、突然立て続けに3つもお仕事を頂きました。
つまり晴れて、卵からヒヨコになったのです。
情報セキュリティの問題で詳しく言えないのですが、短編映画、ドキュメンタリー、そして長編映画を経験しました。
会社で働きながらだし、納期が被っていたり一番苦手とするテーマだったり、休む間もなく急勾配でしたが、やれば何とかなるもので、今やっとこうして色々考える時間を持てています。
今日は「専門性をもつ」 ということについて、少し書きたいと思います。
専門性への憧れ
自覚したのはここ数年の話ですが、私は「その道の人」というものに強い憧れがあります。
極論を言うと別に何者じゃなくたっていいはずなのに、何者かになりたいんですよね。
今の時代会社員でいたって将来不安だからとか、好きを活かしたいとか、そういうこと以外にもっと何かある気がする。
うまく言葉にできないけど、あえて絞り出すなら「その道の人」の背景に垣間見える熱量が、私には死ぬほどかっこいい!んだと思います。「これができる」と言えるものを持てたら、心を燃やして努力してきたと、自分で認められるから。
だって何かを専門にするって、テキトーではできません。テキトーで得られるのはそれなりの物だし、何か一つを突き詰めて没頭し、苦しんでも折れずに進んだ先で、少しずつ専門性が形になっていくものなんじゃないかな、と思うわけです。
お金を払う側からもらう側へ
大枠では管理系の仕事をずっとしていますが、多少の経理や英語の知識をのぞいて、普段専門性がいるようなことはしていません。
だから今回の翻訳のお仕事は、私にとって人生で初めて専門性・技能でお金をもらったということです。
少しだけ、なりたい自分になれた気がしました。
まだこれで食べていくなんてのは到底考えられないくらいの収入ですが、今まで「お金を払って」勉強していたものが、「お金をもらって」勉強させてもらえるようになったのです。
すごく尊いです。
とはいえ、これ一本にしたいかはまだ分かりません。本業があるからこそ成り立っているものが多すぎる。
今は専門性をもっと深めたいことと、現実的な生活の両立に悩んでいます。
「好き」より「合う」
でも「好きを仕事に」と言うと、なんか違うしむず痒い気持ちです。
好きよりも合う仕事がしたいです。
映像翻訳は、最高に面白い世界だし、もちろん好き。
でも昔から翻訳家になりたかったわけではありません。映画も最近でこそたくさん観ますが、映画ファンと言うほどではない。英語も努力はしつつも、強烈な興味があるとは言えない。
だから「夢を叶えたね!」と言われると、「いや…ッそんなことは…ッ」となるのです(笑)
ただ言葉をこねくりまわすことには、適性がある気がします。適性というか、かなり没頭できる要素があり、「苦じゃない」が近いですね。
合うから深く入り込める。そして、深く入り込めるから、結果的に好きになる。
私には仕事の上ですごく大事な気がします。
変わらず翻訳をしながら会社員でい続けるとしても、本業のほうを、この自分の適性に近づけていきたい気持ちはあります。
専門性や仕事に関する本
悩める私が最近読んだ本を紹介しておきます。悩んでる時はよく本に救いを求めます。もし私と同じような気持ちを抱える方がいれば、ヒントになるかも。
『「何者」かになりたい 自分のストーリーを生きる』
タイトルがぴったりすぎます。
図書館で借りて途中で一度返却したら、それ以降ずーっと貸出中でしばらく読めなかった本。同じ街に私以外に、何者かになりたい人がいるんですね?(笑)
様々な分野で「何者」かとして活躍している方々との対談。軽く読めて、それでいてすごくワクワクする。やっぱり何者かになりたくなりました。
そしてこちらも。
『どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール』
何かのプロフェッショナルになれ、そうすれば選択することができる、という内容です。その考えは大好き。
こちらは筆者がすごい人すぎて参考にするには気が引けるけど、プロとは何たるかがのぞけた気がしました。
でも意識高くて、ウオー!やってやる!の時しか読めない。
最後にこちら。
『メンタルが弱い人は「転職」「副業」で人生を変える!』
「イヤなら逃げていい」でも「副業サイコー!」でも「独立しよう!」でもなく、きわめて現実的な良い本でした。
「まずやるべき事は、本業を固めて、持続可能な安定した生活を作ることです」がメインの話で変にギラギラしてなくて好き。
そして、「将来性のある職業についていたとしても、その職業を自分のものにできていなければ、その職業はあなたにとって将来性・専門性のある仕事ではない」とありました。
これは、本当にそう。
自分の専門性を深掘りする人生を歩みたい。これに尽きます。
気づいたらヒヨコ
いろんなことが突然で、本当にヒヨコがわけがわからないまま卵から外に出た気持ちです。急に世に放たれちゃった、みたいな。
今年は仏検終わってのんびり暮らそうと思っていたから、映像翻訳に対する心の準備もできてなくて。でも走り出しちゃったから、走ります。憧れていた「専門性」の入口に、やっと立てたんですから。(お仕事がまた来ますように)
長期的にはフランスのアニメーションを担当するのが目標です。
またフランス語もぼちぼちやりますよ!実は新しい翻訳講座に参加しました。楽しみです。
À bientôt !


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