【フランス語縛りの3日間】フランス人3人と海外旅行

韓国の美しい景色の中で、フランス人の友人たちとアクティブに過ごす旅のイメージ。フランス語オンリーの環境で「居場所」を見つけるまでのエッセイ。 旅をする

Coucou ! ほたです。

韓国に行ってきました。なのに、気分はフランス一色。というのも、今回フランス人3人との旅だったので、フランスに行くよりも何倍も濃いフランス語漬けの3日間でした。

普段ブログの旅行記はフランス旅のことしか書かないのですが、フランス人の中にがっつり混ざる旅ってあまりないので、記事にしようと思います。

 

旅のメンバー

私、大学時代からの友達のE、その旦那さん(何度も会ってる)、旦那さんの友達(初対面)の4人でした。私は彼らの2週間の旅に3日間合流する形。

Eは少し日本語が分かるけど、普段から私たちの会話はフランス語。そして全員の共通言語もフランス語。つまり、完全フランス語オンリー旅です!

 

日本人との旅行と違うこと

泊まるアパートから観光する場所までお任せノープランで合流し、結果、いつもとはかなり違う旅になりました。

とにかく私含む日本人は「限られた有給休暇の中で」効率的にいかにもその国らしいことをしたい傾向にある気がします。韓国旅行といえば食・買い物・美容(女性)に走りがち。

でも彼らとの旅はもっと素朴な経験重視。とにかく山や海に寄りたがり、歩き、歩き、歩きます。

釜山では寺院に行ったあとに、リュージュ(luge)※もしました。

※カート型のそりに乗って山の上から傾斜を一気に下る屋外アトラクション。

ア、アクティブ~!ちょっと若者感ありますよね。私一人なら絶対選ばない選択肢ですが、海を見ながら一気に滑っていくのはかなり爽快!

あと、3人はよく「アクティビティ」の話をしていて、韓国は日本ほどアクティビティがないとEが言っていたのが印象的でした。

私には海外で買い物して現地の物を食べる=すでにアクティビティなのですが、彼らはゆっくり時間を取って、その国で見たり感じたりする「経験」を旅に求めているようです。

 

日本人ポツンとしがち問題

さて、個人的メインテーマ。

フランス人同士の輪に一人放たれた日本人がポツンとしちゃう問題をお話したいです。

フランス語が多少上達した今でも、ぜんっぜん、あります。今回の旅でも何度もありました。

複数人の本気フランス語は、手に負えません。最初の文脈が分かれば、芋づる式に以降の話も大まかに分かるかなということがたまにあるくらい。

特に非ネイティブ慣れしてない男性陣2人のフランス語はBGM状態。

実は昔から、このポツンがトラウマなほど苦手なのです。

経験上、こういう時最初はみんな私に気を遣ってくれるけど、あっという間にフランス語フルスピードの内輪ネタになり、でも離席はできず、ただその場で空気のようにいるしかないのが常です。

彼らは複数人になると話に白熱しちゃうため、普段仲良しでも、非ネイティブがいることを忘れます。(たまに思い出して急に話を振る)

だからその中でポツンとなるのは、もう宿命かなと思ってはいます。ただ分かっていてもセンシティブな人間には、なかなか辛いんですよね、これが。

 

今回の旅のポツン具合は?

…とは言え、実は今回は、さほど気になりませんでした。

「まったく分からん」と思いながら、気が向いたら頑張って少し聞いてみたり、たまにEが「こんな話だよ」と文脈を説明してくれたり、気が向かなかったらスマホ見たり(笑)、自由にしていました。

考えると私の心が落ち着いているのは、この人達は私のことが好きだし、話についていけなくても、「ここは安心して自分がいていい場所」だと分かっていることが、かなり大きかったと思います。「自分も仲間である」という帰属意識というのでしょうか。

聞ける時は聞いてみる。たまに分かれば十分。そんなスタンスで過ごすことが出来たのです。

むしろ母国語でも、会社の上司同僚と食事会の数時間だけで、死にそうな私ですからね。そもそもフランス語の問題だけとは限らないのですよ。

あと、もう一つ大きかったのが、彼らの世話焼きっぷりです。

元々フランス人って世話焼きが多い気がしますが、加えて全員(同世代)がぼんやりしている私に過保護なので、余計にのびのびできたようです。

この国のことをよく知らないのはお互い様のはずですが、彼らが寝床、電車、食事、釜山行きのあれこれすべてお膳立てしてくれました。

「お腹空いた」「喉乾いた」と一言ぽろっと言えば優先してくれるし、帰国の時も私以外の全員が、私の帰りの電車の時間やお腹の空き具合を気にしてました(笑)

スープで手をほんの少し火傷したら速攻で薬局に連れて行かれ、私が一応英語を話せることも忘れ、手を引いて英語で店員さんに事情を説明し薬を求める過保護ぶり。

本当に、有難いことです。

 

フランス語は上達したのか

話が分からないことは何度もあったけど、自分が思ったことは大体口にしたし、特にEとは近況から仕事、翻訳、家族のことなど、笑い話から真剣な話まで、全て語り合えたので満足です。

彼女とはまだまともにフランス語を話せない頃からの友達なので、1対1の会話ならここまで全部伝えられるようになったのだな、としみじみしました。

普段の勉強は、いくら音読しようが独り言しようが、所詮は本当のアウトプットではありません。オンラインレッスンでもなく、リアルな人間関係の中で、時には複数人相手に強制アウトプットすることは、私にもっとも足りないものです。

ただ、これを重ねていくことでしか最後のラインを越えられないと、ずっと本能的に感じています。

分かっていても、環境や時間の制限があるし、何より勉強ではない体当たり的なエネルギーが要るので、なかなか出来ないのですが…そういう意味で本当に貴重でした。

とにかく、まだ全然言えないし聞けないという現実を突きつけられましたね。

でも同時に、普段の勉強では鍛えられない部分を、確実に使った感覚があります。

 

私が楽しく過ごすのが一番

結局、多少迷惑をかけてもフランス語が分からなくても、私がご機嫌に過ごせたらオールオッケーなのだと思わせてくれる雰囲気が、新鮮でした。

3日間、たくさん笑いました。

一緒に良い時間を過ごせたらあとの細かいことは良いという彼らのノーストレスのスタンスは、旅はまだ明日も明後日もあるし、という余裕から来ているのかも。

やはりバカンスの文化でしょうか。羨ましいですね。

 

 


3人のおかげで、濃厚ですばらしい思い出ができました。最後に私のテンションが一番あがった瞬間の写真を一枚。

韓国の可愛いカフェで、机に並べられた美味しそうなパティスリー(ケーキや焼き菓子)。フランス人友人たちと、心地よいバカンスのようなカフェタイムをイメージした写真。これを朝ごはんにできるのが、フランス人との旅。

また旅行中は、こっそり会話の表現やリアクションにも耳を傾けていました。そのうち秘密のコレクションからブログにできたら良いなと思います。

A bientôt !

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