【フランス留学・旅行】目的と予算別に合わせた滞在方法の選び方

旅行・ワーホリ
Coucou ! ほたです。
旅行や留学でフランスに滞在する手段は色々あります。ホテル、民泊(Airbnb)、ユースホステル、ホームステイ、学生寮、女子寮、シェアハウス、間貸し…
今日はこれらを全て試した私が、これからフランスに行く方に向けて、目的や予算に合わせた滞在方法の選び方とそれぞれの特徴や注意点をまとめました。

費用を安くしたい、現地気分を味わいたい、フランス語を上達させたい、友達を作りたい、すぐに住める場所が必要!な方もぜひ参考にしてみてください。

 

旅行での滞在方法

ホテル

【おすすめ】初海外、面倒なことは嫌、お金を出しても観光だけに集中したい方。

ホテルは治安の悪い地区にいくほど安いです。パリでは10,17,18,19区が治安が悪いと言われている地区で一度仕方なくそのエリアに泊まったこともありますが、やはりおすすめできません。お金より安心を取りましょう。

でもパリの美しいホテルステイはやはり憧れるもの。または個人経営のオーベルジュも良い思い出になりそうです。

気を付けたいのがホテルと言えど貴重品は必ず置きっぱなしにしない、金庫があれば入れる、夜も部屋に鍵をかけること。

それさえ気を付ければやはり一番安心、安全、余計な心配なく観光に集中できます。

 
 

ユースホステル

おすすめ:とにかく安く抑えたい、相部屋や大部屋とか気にならないバイタリティーある方。

世界各国から来ている外国人たちと一緒に泊まって国際的な気分が味わえるユースホステル。ユースと言いますが年齢制限がないところも多いようです。

ベッド数が多い相部屋ほど安いです。男女ミックスの部屋はさらに安いのですが、女性は絶対女性オンリーの部屋にしましょう。また少し値段は上がりますが個室のあるユースホステルもあります。

相部屋の場合はホテル以上に貴重品の管理には気を付けてください。私のフランス滞在当時のブログにユースホステル滞在した時の様子が沢山写真つきであります↓
トリコロールの日々

 

ここはきれいでおしゃれで満足度が高いユースホステルでした。食事もおいしかったです。

機会があれば同じ部屋の人と色々話せます。人によってはそこに1カ月近く滞在している人も!ベッドのまわりが生活感いっぱいで部屋のようになってました(笑)

 
 

民泊(Airbnb)

おすすめ:普通の旅行とは違う体験をしたい、現地気分を味わいたい方。

現地の人のお家やアパートを貸してもらう民泊。Airbnb(通称エアビー)というアプリを通じて簡単に予約できます。

費用もホテルほど高くないけど、良い部屋だと安宿よりよっぽど綺麗だったりします。ホテル代わりで利用する場合は、家の一部屋だけを借りる間借り(後半で紹介します)ではなく貸し切りで。

置いてある食器や調理器具も使って良いので市場で買ってきたものを自分で調理したり、現地に住んでいる気分が味わえてイチオシです!

やり取りは貸し手とアプリ上で直接やり取りすることになるので日本語不可な可能性が高いですが、google翻訳でなんとかなります。

ただ万一トラブルが発生した時はホテルのようなフォローは期待できません。貸し手は遠方に住んでいて最後まで一度も顔を合わせないことさえあります。

 
 

留学での滞在方法

ホームステイ

おすすめ:初めての海外留学で不安、一ヶ月未満の留学、海外の家庭に憧れるという方。

学生がするホームステイの多くは食事付き(朝と夜、昼は大体自分で何とかする)だと思います。

ホームステイの良さは何と言っても現地の家族と近い距離で生活できること!

晩ご飯は一緒に食べるので、その時にフランス語会話が出来ます。良いファミリーに当たれば週末色んな場所に連れて行ってくれたりします。

問題は、みんながみんなホストファミリーをするのが好きでフレンドリーだとは限らないということです。受け入れをすると単純にお金がもらえるのでビジネスでやっている家も多く、テレビで見るような温かいステイ体験を想像していたら裏切られることも…

大学時代に行った語学研修でホームステイを選択した6人のうち半分がステイ先を変えたいと言っていました。

しかし学校から手配してもらったステイ先は変えてもらえることもあるし、何もせずとも食事は出て掃除もしてもらえるから割り切って住むのもアリです。

その家それぞれでルールがあり、門限を過ぎる時は連絡する、お風呂は何時まで、部屋に洗濯物を干すのはNG(フランス人は部屋の湿気を気にする)など人の家に住む以上完全に自由ではありません。

 
 

学生寮、女子寮

おすすめ:大学や語学学校に通う予定、中長期で住む、ある程度の自由がほしいという方。

ある程度の期間住む場合、語学学校や大学に籍があれば寮に入るのが安上がりです。

お風呂、トイレ、キッチン、食堂、洗濯所は共同スペースが多いですが私がいたディジョンの寮では部屋にお風呂もトイレも冷蔵庫もついていました。

寮の良さはやはり色んな人と知り合えること。そして留学生など同じ境遇の人が多いので情報も入ってきやすく精神的に安心できること。

同じ寮に友達が出来れば一緒に料理してご飯を食べたり、何か足りないものがあれば助け合ったり、予習や宿題で苦しんでいる時もみんなでやれば励みになったりします。

ある程度の自由が確保されつつ、学生の肩書があれば入りやすいのでワーホリなどで長期間滞在する方の最初の選択肢としておすすめ。渡仏してすぐは銀行口座もないし家賃を払った実績を見せる請求明細もないしなかなか家は借りれません。

女子寮や社会人寮と言うのもあって、そちらは留学生だけではなく働いているフランス人も住んでいました(それでも大抵は留学生)勤務先の証明か学生の身分が必要です。

こちらも当時のブログに2つの寮の様子をたくさんの写真付きで載せてます↓
トリコロールの日々

 
 

シェアハウス

おすすめ:自由に暮らしたい、人と住んでも平気、手軽に国際交流したい方。

コロカシオンと言ってフランスでは一般的な住み方で、男女一緒に住むことも珍しくありません。一番海外生活をしている実感が味わえます。

家賃はそこそこで、それぞれ自分の部屋以外は共用。なんだかんだ1年未満しか住まない外国人が一人暮らしのアパートを借りるのは難しいですがコロカシオンだとハードルが下がって見つかりやすいです。主に探すのはLeboncoinというサイト。

大抵大家さんは別の場所に住んでいて入居するには大家さんにも同居人にも認められる必要があり、入居希望のやり取り、下見の取り付け、契約を交わす、退去通知するなど最低限の語学力も要ります。

一応共同生活なので最低限の配慮は必要。あくまで家を共同で使っているだけなので、ホームステイのように誰も世話は焼いてくれません。時間が合えば一緒に食事することもあるだろうけど、基本的に食事の準備も各々します。

欠点は同居人が好き勝手するタイプだとストレスを抱えることになります。ルールにやたら細かい場合もあるし、または掃除をしてくれない、勝手にパーティーしたり、勝手に人を連れてきたりなど価値観の違いがトラブルになることも。

 
 

間貸し

おすすめ:数日つなぎの滞在場所を探している、ある程度色んなことに対処できる方。
民泊とコロカシオンをミックスしたような形です。貸し切りとは違い家主がいる普通の家で一部屋だけ貸してもらうのが間貸しです。主にAirbnbで見つけられます。

私は寮を出て住む場所が無い時、色んな家を転々としてかなりお世話になりました。小さい町だとかなり数は限られるけど、困ったら一度探してみるのはアリです。

ホームステイではないので食事は出ません。キッチン、お風呂などは使わせてもらえます。そしてホテルより断然安い。

色んな人に会えて一番面白い反面、初めて会う外国人の家にいきなり泊まることになるのである程度海外に慣れた人向けではあります。

 
 

滞在方法の特徴まとめ

特徴を一覧でまとめておきます。

旅行 ホテル 民泊(Airbnb) ユースホステル
安さ ★☆☆ ★★☆ ★★★
安心 ★★★ ★★☆ ★☆☆
設備 ★★★ ★★☆ ★☆☆
語学力 ☆☆☆ ★☆☆ ☆☆☆
期間 数日 数日~一ヶ月 数日~一ヶ月
食事 プランによる プランによる
特徴 快適 現地気分 若者感
留学 ホームステイ シェアハウス 間貸し
安さ ★★★ ★☆☆ ★★☆ ★★☆
安心 ★★★ ★★★ ★★☆ ★★☆
設備 ★☆☆ ★★★ ★★★ ★★☆
語学力 ☆☆☆ ★☆☆ ★★☆ ★★★
期間 中長期 数日~一ヶ月 中長期 短期
食事 有(朝晩)
特徴 バランス 初海外 がっつり 上級者向け

 


最後にどの選択肢にも共通すること。

たとえ短期間でも損害賠償保険には絶対に入っておいてくださいね!何も無いと思っていても、滞在先を水浸しにするとか、滞在先の家具を壊して弁償するとか本当に起こりえます(実体験)

A bientôt !

 

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