Coucou ! ほたです。
このコーナーでは、私がフランス語の学習や生活の中で出会った「なるほど〜」と思える面白い、珍しい、楽しい表現をピックアップしてご紹介します。
ドラマやポッドキャスト、小説から、レッスンや友人との会話でハッとしたことまで、ソースはさまざま。教科書には載っていない「生きたフランス語」です。
これを読めば、少しだけフランス語を身近に感じ、学習の息抜きになる…かも。
前回はこちら↓

ドラゴンな人
仕事で人間関係の悩みはつきものです。C’est un dragon. と聞いてどんな人物を思い浮かべますか?
この単語を辞書で引くと古風な意味として「厳格な監督者、こわい門番」と出ますが、現代ではいわゆる「部下に辛く当たる上司」のことを指します。
日本ならこういう恐怖や権力を感じさせる人を表すのに「狂犬」とか「虎」を使いますが、ドラゴンって発想はないような…なんだかやたら「洋物」な気がします(笑)
子供のクイズに挑戦
前回に続き、フランスの子供が考えたクイズで可愛かったものを紹介します。ぜひ一緒に挑戦してください!
【クイズ①】Quel est le fruit préféré des vampires ?(バンパイアの好きな果物は?)
【答え】C’est l’orange sanguine.(ブラッドオレンジ)
【解説】ブラッドオレンジは赤色をしたオレンジの種類。sanguin, sanguine は「血液の」という意味の形容詞でバンパイアの好きな「血液」とかけています。
【クイズ②】Quel est le sport le plus silencieux ?(1番静かなスポーツは何?)
【答え】Le parachute.(パラシュート)
【解説】parachute の単語に含まれる chut の部分が、擬音語の chut「しーっ」(静かにして)という音と同じで意味をかけています。
砂売りのおじさん
marchand de sable「砂売り」をご存じですか?
フランスでポピュラーな伝説上の人物で、この砂売りが子どもたちの目に砂をかけると眠くなるのです。私が好きなフランスの昔の子供番組 Bonne nuit les petits (お母さんと一緒みたいな感じ)にも出てきます。
子供に Le marchand de sable est passé.「おねむの時間だよ」と言ったり、映画「ロシュフォールの恋人たち」ではうとうと寝かかってる子供に Pas besoin de marchand de sable.「砂売りはいらないね」と言っていました。
砂売りはこんな人→wikipedia
tourner la page しましょう
はるか昔失恋した時に、フランスの友人から貰った励ましの言葉。
tourner la page「直訳:ページをめくる」は、本のページをめくるように「今までの辛いことを置いていき、新たにスタートすること」を言います。
フランス人て詩的だなあと当時は思ったけど、直訳ほど詩的ではなく日常でも普通に使う表現ということに後から気づきました。
On va tourner la page. と落ち込んでいる人を励ます時も、自分で自分を鼓舞する時も使えます。
アルジェリアの女性シンガー Zaho の曲にこの表現をタイトルにしたものがあります。アンニュイな雰囲気がすてき。
袖の長さの感覚
長袖は manches longues、半袖は manches courtes、ノースリーブは sans manches、では七分袖は…?
manches trois-quarts「4分の3袖」です!
まあ確かに…? 間違ってないけど、回りくどく聞こえるのはなぜだろう。
「〜袖のシャツ」と言う時は chemise à manches longues のように 服の名前+à(付属・特徴)で表します。
にっこりしてごらん
最後に好きな表現をひとつ。
Fais risette à maman.
risette は幼児の笑いのことで、赤ちゃんに「ママににっこりしてごらん」と言ったりする時に使います。もちろん赤ちゃん以外でも使えますが、個人的にはけっこう可愛く愛嬌のある言い方。
例えば明日舞台に立つ人に、もし舞台の上から私のことが見えたら Vous me ferez risette à moi ! (笑ってみせてくださいね)なんて使い方ができます。
ではまた次回のまとめ記事で!
A bientôt !


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